ニュース 家電 作成日:2011年8月8日_記事番号:T00031740
電子時報系の市場調査機関、デジタイムズ・リサーチの最新予測によると、今年のメーカー別モニター出荷台数は、液晶ディスプレイ受託生産大手、冠捷科技(TPVテクノロジー)が6,051万2,000台(シェア34.6%)で、他社に大きく差をつけ世界首位の座を守る見通しだ。年成長率も9.0%と、過去10年で最低となる見通しの業界平均4.3%(1億7,493万6,000台)を大きく上回ると予測した。6日付工商時報などが伝えた。
2位は奇美電子(チーメイ・イノルックス)で前年比12.1%減の2,889万2,000台(シェア16.5%)の予測だ。モニター受託生産市場からの撤退戦略がうかがえる。3位はサムスン電子で同5.4%増の2,455万7,000台(シェア14.0%)。4位の佳世達科技(Qisda)は同7.7%増の1,689万2,000台(シェア9.7%)の予測だ。
デジタイムズ・リサーチの黄銘章・上級アナリストによると、今年下半期の世界全体の出荷台数は前期比4.8%増と小幅成長(上半期と下半期の出荷比率:49対51)で、ハイシーズンがはっきりしない見込みだ。
また、台湾メーカー全体ではサムスン電子が外部委託の比率を抑えることなどから、下半期は前期比3.8%増と世界平均を下回る予測値だ。
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