市場調査会社ＩＤＣの調査によると、第２四半期、宏達国際電子（ＨＴＣ）の世界市場全体でのスマートフォン出荷台数は、前年同期比165.9％増の1,170万台だった。世界シェアは５位のままだが、世界シェアは11％と前期は8.9％から2.1ポイント伸ばした。６日付経済日報などが報じた。
ＩＤＣはＨＴＣの同期の成長要因について、３Ｄ（３次元）映像対応や４Ｇ（第４世代）規格「ＬＴＥ（ロング・ターム・エボリューション）」対応の新機種の市場投入を挙げている。
同期の世界市場全体のスマートフォン出荷台数は、前年同期比65.4％増の１億650万台だった。世界シェア首位はアップルで19.1％（出荷台数2,030万台）、ノキアを抜いて初めて首位に躍り出た。次いで、▽サムスン電子、16.2％（1,730万台）▽ノキア、15.7％（1,670万台）▽リサーチ・イン・モーション（ＲＩＭ）、11.6％（1,240万台）──となった。
