行政院主計処が22日発表した７月の失業率は、前月比0.06ポイント上昇の4.41％（季節調節後は4.37％）で、最近４カ月で最高となった。23日付工商時報が報じた。
７月の失業者数は前月比１万人増加の49万6,000人。例年６〜８月は大学・専科学校などの卒業生10万人以上が就職活動を行うことが背景にある。一方、就業者数は、前月比５万6,000人（0.52％）増の1,075万2,000人で、雇用状況の改善が続いていることがうかがえる。
一年以上失業している長期失業者数は、前月から横ばいの７万8,000人。前年同月比では２万4,000人減となった。
