鴻海科技集団（フォックスコン）、正イ精密工業（フォックスリンク、イは山の下に威）傘下でアップル製品正規販売代理店「Studio A」を展開する晶実科技はこのほど、中国・台湾・韓国での店舗数が年内に80店を突破、さらに来年は120〜130店まで拡大させるとの方針を示した。24日付経済日報が伝えた。
晶実科技の第１四半期利益は2,602万台湾元（約6,900万円）で、昨年同期の443万元から5.87倍の成長を遂げ、１〜７月の売上高も50億元以上に上った。
「Studio A」は23日、台北101ビル内に新店舗を正式オープンした。２カ月間のプレオープン期間は販売が好調で、利益計上にまで至った。売上高の３割は中国人観光客が占め、自由旅行が今後浸透すればさらなる売り上げが期待できるとしている。
「Studio A」の好調を受けて、フォックスリンクの７月売上高も過去最高を記録した。郭台強・同社董事長は、下半期売上高は上半期の３〜５割の増収を目指すと意気込みを語った。また、今年の小売事業による売上高は100億元を突破するとの見方を示した。
