ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年9月30日_記事番号:T00032860
欧米の信用不安問題の影響による原料のニッケル国際価格の下落を受けて、ステンレス大手の燁聯鋼鉄(YUSCO)と唐栄鉄工廠は29日、10月の台湾市場向けの300系冷延・熱延製品価格の1トン当たり3,000台湾元(約7,500円)引き下げを決めた。YUSCOは同製品の輸出価格も100〜150米ドル引き下げた。30日付工商時報が報じた。
国際ニッケル価格は、先週は1トン2万1,000米ドル前後で推移していたが、今週は約1万7,000万米ドルまで急落し、その後1万8,500米ドル近辺まで値を戻している。
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