米アップルにタッチパネルを供給する宸鴻集団（ＴＰＫホールディング）が５日発表した９月の連結売上高は、前月比53.7%増、前年同月比139.7%増の170億5,800万台湾元（約428億円）で過去最高となった。また第３四半期の連結売上高も前期比23.1%増、前年同期比132.7%増の400億4,500万元の過去最高となった。６日付工商時報などが報じた。
大幅増収は、４日米国で発表されたアップルのスマートフォンの新モデル、iPhone4s向けへの出荷、および台湾元安の恩恵を受けたため。台湾元は９月、米ドルに対し2.49%下落した。
ＴＰＫは第４四半期も、iPhone4s発売を受けて生産ラインがフル稼働となる見込みだ。
