半導体用シリコンウエハー大手、合晶科技（ウエハーワークス）は５日、新竹科学工業園区（竹科）龍潭園区に新たに設置した工場と経営本部のオープニングセレモニーを開催した。同工場では主に６インチおよび８インチウエハーを生産する。８インチ換算の月産能力は20万枚。今後さらに30万枚まで引き上げる計画だ。６日付工商時報が報じた。
新工場の敷地面積は３万5,000平方メートル、延べ床面積は４万8,800平方メートル。ウエハー用インゴット炉を24基備える。将来的には需要に合わせ、12インチ用インゴット炉の導入も検討している。
同社は一時、中国に太陽電池素材メーカー、陽光能源控股（ソーラーギガ・エナジー）を設立するなど太陽電池シリコンウエハー事業に意欲を示していたが、現在は再び半導体事業に集中する動きを見せている。
