バッテリーモジュール最大手、新普科技（シンプロ・テクノロジー）が米アップルのタブレット型パソコン「iPad２」向けに生産しているバッテリーに欠陥が見つかったと報道されたことについて宋福祥董事長は12日、メディアの取材に対し、「バッテリーに欠陥があったのは事実だが、既に問題は解決し、４〜５日前に再出荷を終えている、出荷も正常に回復した」と説明した。ただ、バッテリーの供給先と具体的な製品については、「特定の顧客についてはコメントできない」述べ、明らかにしなかった。13日付電子時報が伝えた。
宋董事長は、「今回の欠陥は人間に例えるならば軽い風邪をひいたようなものだ」とささいなトラブルであることを強調。第４四半期の業績目標に変わりはないと説明した。
