ニュース 金融 作成日:2011年10月14日_記事番号:T00033120
第一商業銀行は3日、中国四川省での成都支店設置が行政院金融監督管理委員会(金管会)に認可された。中国での2支店目の設置申請が認可されたのは同行が初めて。林漢奇・同行副総経理は、「成都市は当行の支店開設を非常に歓迎しており、来年6月までには業務を開始したい」と語った。14日付経済日報が報じた。
第一銀は同時に、中国当局に対し人民元取り扱い業務を申請する計画だ。中台の両岸経済協力枠組み協議(ECFA)のアーリーハーベスト(優先実施項目)合意では、支店開設から1年が経過し、利益を計上していれば、人民元業務への参入が申請できるとなっていたが、中国側は支店を開設すれば、直ちに人民元業務への参入を認める考えを示唆している。ただ、中国側は具体案を示しておらず、第一銀の人民元業務が認められるかに注目が集まる。
第一銀は、中国で2社目となるリース会社の設立も金管会に申請している。来年は中国の銀行に対する出資も計画しているようだ。
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