ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年10月20日_記事番号:T00033245
中国鋼鉄(CSC)は19日、12月の鉄鋼製品の台湾市場向け価格(1トン当たり)を発表した。電磁鋼板を1,122台湾元(約2,860円)引き下げの2万6,300元とした以外は、熱延製品や電気亜鉛めっきコイルなどその他6製品は前月から価格を据え置いた。20日付工商時報が伝えた。
同社は価格据え置きについて、川下鉄鋼メーカーの11月の受注が欧州債務問題の影響で予測を下回ったこと、および、国際鉄鋼価格が再び下落したことで台湾域内の主要鉄鋼製品の流通価格が弱含みとなっていることを理由に挙げた。
杜金陵CSC執行副総経理は第4四半期の業績の展望について、電磁鋼板の価格引き下げの影響は限定的であることや、原料調達コストの低下が見込めること、受注が前期比で若干増加していることから、上向くとの見通しを示した。
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