ニュース 電子 作成日:2011年10月28日_記事番号:T00033429
ファウンドリー最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の張忠謀董事長は27日、半導体業界は現在、在庫調整の段階で、年末には完了し、来年3~4月には新サイクルに入ると語った。28日付経済日報が報じた。
張忠謀TSMC董事長は、現在は08年の金融危機ほど深刻な状況ではなく、景気が急に上向いた09年第2~3四半期と似ているとも指摘した(27日=中央社)
TSMCは同日、今年の設備投資額を従来の74億米ドルから73億米ドルに下方修正し、来年は今年より少なくなるとの見通しを示した。下方修正は、前回の業績説明会で78億米ドルから引き下げたのに続く2回目。
また、今年のファウンドリー業界の生産額成長率の予測も、7%から4%へと下方修正した。半導体業界全体の予測も従来の2%成長から1%成長へと下方修正した。一方、来年の半導体業界は3~5%成長との予測を示した。
同日発表した同社第3四半期業績は、売上高が前期比3.6%減の1,064億8,000万台湾元(約2,700億円)、純利益は同15.5%減の304億元だった。
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