タッチパネル大手、勝華科技（ウィンテック）は、タッチセンサーとカバーガラス一体型の「ワン・グラス・ソリューション（ＯＧＳ）」が宏達国際電子（ＨＴＣ）などに採用され好調だ。２日付電子時報が報じた。
ウィンテックのＯＧＳは、ＨＴＣがミドル～ローエンドのスマートフォンに続き、10.1インチのタブレット型パソコン「Jetstream（ジェットストリーム）」にも採用した。サムスン電子やノキアのほか、中国のノーブランドによる相次ぐ採用も見込まれる。
ウィンテックが第３四半期に黒字転換を果たしたのは、８月に中型タッチパネル出荷が前年比２倍に増えたことが貢献しており、ＯＧＳの出荷成長で第４四半期も黒字が期待される。
