ドイツのｉｆｏ経済研究所が10月下旬に行った、世界119カ国・地域を対象とする調査に基づく景気状況を指数化した「World Economic Climate（ＷＥＣ）」によると、台湾経済の６カ月後の見通しに関する指数は、▽経済全体、前期の5.2ポイントから2.7ポイントに▽設備投資、同4.8ポイントから3.3ポイントに▽個人消費、同6.2ポイントから2.3ポイントに▽輸出、同6.9ポイントから3.3ポイントに──と軒並み低下した。17日付工商時報などが報じた。
また、第４四半期の世界全体の経済に対する評価は、前期の97.7ポイントから78.7ポイントに下がり、過去２年半で最低となった。同期の台湾経済に対する評価は、「経済」と「設備投資」が「悪い」となった。
