28日付蘋果日報によると、華碩電脳（ＡＳＵＳ）は来年のノートパソコン出荷台数目標を前年比25％増の1,800万台を上回る、2,000万台に定めるもようだ。ＡＳＵＳは来月５日に世界業務会議を開催し、来年の戦略を発表する予定だ。
ＡＳＵＳはインド市場を好感しており、来年同国での売上目標を前年比220％増の80億ルピー（約120億円）に定め、達成に向け20億ルピーを投じると外電で報じられている。ＡＳＵＳのインド販売責任者は、同国市場でノートＰＣ、デスクトップＰＣ、低価格ノートＰＣ（ネットブック）の販売台数を今年の15万台から来年50万台まで拡大する目標だと表明。今後２カ月以内に子会社を設立し、11の都市に支社を設けると語った。
また、インテルが来年の世界市場の出荷台数を前年比17％減の2,500万台と予測するネットブックについては、ＡＳＵＳは来年の全社目標を今年と同水準の480万台に定めシェア拡大を狙うが、発表は同17％減の400万台になると観測されている。
