ニュース
金融
作成日：2007年10月29日_記事番号：T00003403
自動車ローンの融資残高、過去３年で最低
中央銀行が26日公表した９月末時点の自動車ローンの融資残高は、前月比2.1％減の972億9,400万台湾元（約3,422億円）となった。減少は21カ月連続で、過去３年間で最も少なくなった。27日付経済日報が伝えた。
また、9月末時点の消費者ローン残高は、前月比0.7％減の8,498億9,300万元で、リボルビングカードのローン残高は、前月比1.3％減の2,741億400万元だった。
金融業関係者によると、昨年のクレジットカード破産問題で審査が厳しくなったこと、および中央銀行の利上げが影響している。自動車を購入したくても、頭金の準備や、ローンの返済負担が重く、消費者がローンの申請を控えているため、残高が減少したと分析している。
