ニュース 自動車・二輪車 作成日:2011年12月1日_記事番号:T00034096
自動車部品最大手の東陽集団は30日、中国・湖北省襄陽市に自動車部品の電気めっき専用工場を新設すると発表した。1日付工商時報が伝えた。
現地法人の社名は「襄陽永恒汽車零部件」で、資本金は800万米ドル。生産能力は年45万セット。東陽集団では中国で18番目の工場となる。
最近は中国でも環境問題に対する配慮から電気めっき工場に対する審査が厳しいが、新工場は既に設置認可を取得済みだ。襄陽市は中国自動車大手、東風汽車集団の生産基地となっており、日産自動車との合弁の東風日産、鄭州日産のほか、広州汽車集団と三菱自動車の合弁企業などからの大口受注を見込んでいる。
東陽集団の呉永茂副董事長は「襄陽工場は現在、全額出資だが、今後は現地の大手自動車メーカーや戦略的パートナーの出資を受け入れ、業務を拡大していきたい」と説明した。
一方、東陽集団はダイキョーニシカワ(本社・広島県安芸郡)との合弁プラスチック部品メーカー、南京開陽汽車塑料零部件の株式25%を日本側に譲渡し、出資比率を45%に引き下げる。双方は南京マツダ向けの部品出荷で協力関係を維持する。株式の処分利益は390万米ドルを見込む。
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