６日付電子時報によると、台湾でのプリント基板（ＰＣＢ）の第３四半期生産額は前期比9.2％増の1,352億台湾元（約3,500億円）だった。下半期に入り、超薄型軽量ノートパソコン「ウルトラブック」やタブレット型ＰＣ、スマートフォンの新製品が発売され、高密度多層（ＨＤＩ）基板やフレキシブル基板などハイエンド製品の需要が増加したことが背景にある。
今後も電子製品の薄型軽量化が進んで、ハイエンドＰＣＢの需要が高まり、市場調査機関によると来年のＰＣＢ生産額は5,450億元で前年比8.4％増となる見通しだ。
