ニュース 電子 作成日:2011年12月9日_記事番号:T00034268
大型液晶パネルの価格下落と中小型パネルの需要期が終わりを迎えたことから、パネル大手3社は11月、軒並み減収となった。9日付工商時報が伝えた。
友達光電(AUO)の連結売上高は前月比2%減、前年同月比17.1%減の305億7,900万台湾元(約785億円)だった。大型パネルの出荷枚数は需要期で緊急受注が舞い込み、約915万枚と前月から1.3%増加したものの、価格下落が止まらず売上高には反映されなかった。中小型パネルの出荷枚数は前月比11.8%減の約1,455万枚。
中華映管(CPT)の連結売上高は前月比15.7%減、前年同月比23.4%減の44億200万元だった。出荷枚数は、価格が生産コストを割り込んでいる大型パネルを71万9,000枚(前月比10.5%減)に抑え、中小型は電子ペーパー世界最大手、元太科技工業(EIH)からの受注減で、前月比15.1%減の4,454万7,000枚とともに減少した。
瀚宇彩晶(ハンスター)の非連結売上高は前月比6.9%減、前年同月比約4.13%減の33億3,500万元だった。ノートパソコン用、モニター用、自社ブランドのハンスG製品用を含む大型パネル出荷枚数は前月比22.7%減の25万8,000枚、中小型パネルは前月比6.2%減の3,529万枚となった。中小型パネルは、華碩電脳(ASUS)からの受注が減少したとの観測が出ている。
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