ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2011年12月20日_記事番号:T00034448
鉄スクラップの国際買取価格が先週、1トン当たり5~15米ドル上昇したのを受け、鉄筋大手の豊興鋼鉄は19日、鉄筋価格を1トン当たり200台湾元(約515円)、鉄スクラップ買取価格と形鋼価格を同300元引き上げた。鉄スクラップと鉄筋は2週連続の引き上げとなった。20日付工商時報が報じた。
調整後の台湾市場向けオファー価格は、鉄筋が1トン当たり2万700元(実際の取引価格は2万200元)と、10月中旬の水準に迫った。鉄スクラップは同1万3,200元、形鋼は同2万1,800元となった。
鉄スクラップの国際価格上昇の原因について鉄筋メーカーは、欧米が冬を迎え供給が減少していることを挙げた。国際鉄スクラップ価格は現在、米国のコンテナ積みが先週から10~15米ドル上昇して1トン当たり440~445米ドル、ばら積みが10米ドル上昇して同470米ドル、日本のH2が5米ドル上昇して同450米ドル前後となっている。
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