台湾モスバーガーが５日、２月28日までの期間限定で、オーストラリア産の和牛を使った「澳洲和牛堡」の販売を始めた。パティの重さは約100グラムで同社が販売するハンバーガーの1.5倍の厚さという。値段は１つ100台湾元（約255円）と地場ファストフードのハンバーガーとしては最高価格だ。６日付聯合報などが伝えた。
同ブランドを展開する安心食品服務の黄尚仁執行副総経理は、新製品発売効果で春節（旧正月）中の売り上げは６～10％増えると期待している。
モスバーガーは同メニューを日本のほか、シンガポールやタイ、インドネシア、中国などでも販売し、１カ月で50万個の販売を見込む。価格は国・地域で異なり、日本では「とびきりハンバーグサンド・金のテリヤキ」の商品名で発売。１個490円と台湾の約２倍だ。
なお台湾モスバーガーは今年、朝食用３～４種類を含む新製品を６種類発売する計画だ。
