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CSCの3月台湾向け価格、すべて据え置き


ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年1月13日_記事番号:T00034880

CSCの3月台湾向け価格、すべて据え置き

 中国鋼鉄(CSC)は12日、3月の鉄鋼製品の台湾市場向け価格をすべて据え置くと発表した。国際鉄鋼価格が反発上昇する中、川下メーカーの輸出競争力を考慮したと説明した。13日付工商時報が伝えた。

 劉季剛CSC業務副総経理によると、1~2月の受注状況は予想よりも良く、3月分も目標に達する見通しで、第1四半期全体で前期比5%増となる見込みだ。ただ証券会社は、CSCの第1四半期業績について、▽1~2月の鉄鋼価格大幅引き下げ▽3月の価格据え置き▽石炭・鉄鋼石など原料の国際価格下落による調達コスト削減効果は2月以降になる──などから、良くても損益均衡と予測した。

 鄒若斉・同社董事長は、国際鉄鋼価格は既に底を打っており、第2四半期から鉄鋼市場は上向くと語った。