芸術陶磁器ブランド「法藍瓷」（フランツ・コレクション）の陳立恒総裁は16日、今年は１億2,000万台湾元（約３億円）余りを投じて中国に25店舗以上、台湾に５～６店舗以上を新規開設する考えを明かした。同ブランドは現在、中国に111店舗、台湾には45店舗を構えている。17日付経済日報が報じた。
フランツは昨年、台湾での売上高が前年比約15％増、中国では同６割以上増加した。利益も全体で同６割以上成長し、2001年のブランド創設以降最高を記録した。
一方で、約2,000カ所に販売拠点構える米国や欧州などこれまでの主力市場では販売数が減少している。陳総裁は「欧米市場では今年は高級百貨店への進出や専門店の立ち上げを通して、ブランド力強化を図る」と述べた。
