ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年1月20日_記事番号:T00035030
鉄鋼の民間最大手で、大型複合商業施設の義大世界(E-DAワールド)などまで幅広く手掛ける義聯集団(Eユナイテッド・グループ)の林義守董事長は19日、昨年のグループ全体の売上高が約3,000億台湾元(約7,700億円)に達し、今年も同水準が見込めるとの予測を示した。20日付経済日報が報じた。
義聯集団は昨年売上高のうち、ステンレスの燁聯鋼鉄(YUSCO)、広州聯衆ステンレス、燁興企業が1,962億元を占めたほか、テーマパーク、ショッピングモール、ホテルなどから成る義大世界(高雄市)も52億元に上った。林董事長は、義大世界ではアジア最大規模のショッピングモールによる売上高が5割近くを占めたと説明し、「今年は両岸(中台)交流のさらなる活発化が見込め、義大世界は2割成長を目指す」と語った。
林董事長は、来年、中国・福建省のニッケル鉄合金工場や広東省のステンレス冷延工場が稼働すれば、グループ売上高はさらに成長すると語った。
また林董事長は、今後5年で高雄に400億元を投資すると表明。義大世界の第2期工事に100億元、高雄市中心部での高級ホテルかショッピングセンターの建設に100億元などを予定している。
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