ニュース 機械 作成日:2012年1月20日_記事番号:T00035031
工作機械メーカー、友嘉実業(フェアフレンド)を筆頭とする友嘉集団の朱志洋総裁は19日、海外で日本企業1社を含む同業5社を買収したと発表した。買収額は公表されていないが、業界関係者は50億元以上とみている。20日付経済日報が伝えた。
朱総裁は「世界の主要市場に生産・販売拠点を設けることで、生産コストを下げると同時に、シェアを急速に伸ばすことができる」と指摘した。
買収した企業は、イタリア3社(JOBS、SACHMAN、SIGMA)、韓国(DMC)と日本企業1社の計5社で、日本企業は「創業100年の大手旋盤メーカー」とのことだが、社名は明らかにされていない。5社の買収により、連結ベースで年間100億台湾元(約260億円)以上の増収効果が見込まれる。
同社の昨年の連結売上高は550億元で、うち工作機械事業群は前年比64%増の348億元だった。同社は工作機械事業群の売上高を今年は450億元と見込んでおり、2018年には1,000億元の達成を目指す。
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