パソコンブランド大手、宏碁（エイサー）は19日、女子ゴルフ世界ランキング１位の曽雅妮（ヤニ・ツェン、22）のスポンサーとなり、同選手を世界市場におけるイメージキャラクターとして起用すると発表した。２月９日開幕のＩＳＰＳハンダ・オーストラリアン女子オープンを皮切りに、「ａｃｅｒ」のロゴ入り帽子をかぶってプレーするヤニ・ツェンの姿がお目見えする。20日付経済日報などが報じた。
ヤニ・ツェンはファンに宛てた手書きのメッセージカードで、23日に迎える23歳の誕生日の最高の贈り物となったと喜びを表現した（エイサーリリースより）
市場観測によると、契約金は年間150万米ドル（推定）で、台湾企業の１選手に対するスポンサー料としては過去最高額だ。なおエイサーは契約金を公表していない。
エイサーは2005年から７年間にわたり、米プロ野球大リーグの王建民投手（現ナショナルズ所属）をイメージキャラクターに起用していたが、契約は台湾限定で、年間1,000万台湾元（約2,600万円）とされる。
