２月27日からスペイン・バルセロナで開催されるモバイル機器見本市「モバイル・ワールド・コングレス（ＭＷＣ）」で、宏達国際電子（ＨＴＣ）が第４世代（４Ｇ）の無線通信規格、ＬＴＥ（ロング・ターム・エボリューション）対応で厚さ８ミリメートルの超薄型スマートフォン「Ville」を発表する見通しだ。同機種はＨＴＣの出荷量が第２四半期に上向くかどうかを占う重要機種となる。２日付工商時報が報じた。
「Ville」はクアルコムのＬＴＥ対応1.5GHzデュアルコアチップセット「MSM8960」を世界で初めて搭載するスマートフォンで、さらに800万画素のデジタルカメラ、4.3インチのサムスン電子製アクティブマトリックス式有機ＥＬ（AMOLED）パネルを搭載するとみられる。さらにユーザーインターフェースは新バージョン「HTC Sense 4.0」が採用される。
