ニュース 電子 作成日:2012年2月3日_記事番号:T00035173
半導体用シリコンウエハー世界2位のSUMCOが2日、業績悪化を受けて長崎工場12インチライン閉鎖や太陽電池用ウエハー事業撤退などを含む「事業再生計画」を発表したことを受けて、証券会社は台塑勝高科技(フォルモサ・サムコ・テクノロジー、FST)や中美矽晶製品(シノアメリカン・シリコン・プロダクツ、SAS)などが恩恵を受けると指摘した。3日付工商時報が報じた。
FSTは、SUMCO TECHXIV(サムコテクシブ)と台湾塑膠工業(フォルモサ・プラスチックス)などの合弁会社で、12インチウエハー生産の一部移管を受ける。同社は、市況は厳しいが、日本メーカーよりも台湾メーカーの方が競争力があると強調し、SUMCOによる台湾への生産移管でプラス効果がもたらされると指摘した。
太陽電池用ウエハーに関しては、現在の市況は供給過剰だが、将来的にはSASのほか、緑能科技(グリーン・エナジー・テクノロジー)、達能科技(Danenテクノロジー)、旭晶能源科技(エバーソル)などが恩恵を受けると業界ではみられている。
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