ニュース 鉄鋼・金属 作成日:2012年2月22日_記事番号:T00035557
中国鋼鉄(CSC)は21日、4~5月の台湾市場向け価格を1トン当たり平均270台湾元(約730円)、1.11%引き上げると発表した。棒線価格は据え置きとした。同社の値上げは昨年第3四半期以来。22日付工商時報が伝えた。

引き上げ後の1トン当たり価格は、▽鋼板、2万4,000元(32元引き上げ)▽熱延コイル、2万6,300元(452元引き上げ)▽冷延コイル、2万3,800元(350元引き上げ)▽電磁鋼板、2万4,300元(246元引き上げ)▽電気亜鉛めっきコイル、2万6,000元(500元引き上げ)▽溶融亜鉛めっきコイル、2万7,300元(500元引き上げ)──。
杜金陵CSC執行副総経理は、世界経済の見通しが悪いほか、台湾元高で輸出が打撃を受けているため、川下の競争力維持を考慮し、値上げ幅は小幅に抑えたと説明した。
なおCSCは、今年第1四半期の受注量が傘下の中龍鋼鉄(ドラゴン・スチール)を含め、目標受注量を7.7%上回る250万トンに達しており、さらに第2四半期も前期比10%増を予測している。
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