台塑集団（台湾プラスチックグループ）傘下のＤＲＡＭメーカー、南亜科技（ナンヤ・テクノロジー）が４日発表した２月売上高は、前月比26.3％増の32億4,500万台湾元（約90億円）で、過去９カ月で最高となった。２月は販路の在庫補充などで、30％の大幅な出荷増を記録した。４日付工商時報が報じた。
一方、華亜科技（イノテラ・メモリーズ）の２月売上高は、減産によって前月比8.1％減の25億9,000万元となった。ただ平均販売価格（ＡＳＰ）が１月より上昇し、稼働率も９割以上に回復していることから、３月は業績が向上しそうだ。
