パッケージング・テスティング大手、セキ品精密工業（ＳＰＩＬ、セキはいしへんに夕）の10月の売上高は前月比1.35％増、前年同月比2.92％増の62億9,300万台湾元（約222億円）で６カ月連続で過去最高を記録した。１～10月の売上高は前年同期比13.63％増の531億8,700万元だった。６日付工商時報が報じた。
ノートブック型パソコン向け受注の好調、聯発科技（メディアテック）の携帯電話用チップの受注により、売上高は５月から増加の一途をたどっていた。
力成科技（パワーテク・テクノロジー）、小型パッケージングメーカーの台湾典範半導体（ＴＩＣＰ）も10月の売上高は過去最高で、業界の足下の好調さを見せつけた。力成の10月の売上高は前月比2.91％増の22億3,300万元、典範が前月比2.94％増の３億5,000万元だった。
