ニュース 電子 作成日:2012年3月9日_記事番号:T00035863
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が8日発表した2月連結売上高は、前月比28.8%増、前年同月比3.2%増の279億5,500万台湾元(約770億円)だった。大型パネル出荷枚数は前月比30%増の950万枚、中小型パネルは同27.1%増の1,312万枚だった。パネル景気回復傾向が、業績にも表れた格好だ。9日付工商時報が報じた。
彭双浪AUO総経理は、1月は春節(旧正月)の影響で稼働日数が減り売上高が落ち込んだが、パネル景気は第1四半期が谷底でその後四半期ごとに良くなるという見方に変わりはないと述べた。AUOは3D(3次元)映像表示対応やアクティブマトリックス式有機EL(AMOLED)パネルなどの開発に力を入れており、こうした高単価の製品が売上高、利益を引き上げる見通しだ。
一方、中華映管(CPT)の2月売上高は前月比22.1%増、前年同月比16.2%減の39億9,900万元だった。前年同月比での減収は、中小型パネル中心への移行による大型パネル出荷減が主因だ。大型パネル出荷枚数は前月比66.4%増、前年同月比57.4%減の63万9,000枚、中小型パネルは前月比13.1%増、前年同月比28.7%増の3,617万枚だった。
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