行政院主計総処が22日発表した２月の失業率は4.25％で前月比0.07ポイント上昇し、過去３カ月で最も高くなった。失業者数は47万9,000人で前月から7,000人増えた。23日付工商時報が報じた。
陳憫・主計総処国勢普査処副処長は、１月の春節（旧正月）期間中の臨時雇用が終了し、就業者数がホテル・飲食業で前月比6,000人、建設業で4,000人減ったことが主因と説明した。
ただ、昨年末に世界景気減速で２カ月連続で減少した製造業の就業者数は、上昇に転じたと指摘した。全体の就業者数は前月比１万8,000人（0.17％）減の1,079万人だった。ただ季節要因を考慮すると、台湾の労働市場は安定していると述べた。
