経済部統計処が23日発表した２月の工業生産指数は、前年同月比8.40％上昇の119.65ポイントで、３カ月続いたマイナス成長からプラスに転じた。経済部は、指標の各項目は第１四半期が谷底となり、今後は上昇すると見通しを示した。24日付工商時報などが報じた。
工業生産指数の９割を占める製造業生産指数は同8.22％上昇の123.02ポイントだった。製造業生産指数のうち最も伸びが大きかったのはパソコン・電子製品・光学製品業で、同29.49％上昇した。経済部は、比較対象の昨年２月の指数が低かったこともあるが、スマートフォンなどの多数の新製品発売、２月末に開催されたスペイン・バルセロナでのモバイル機器見本市「モバイル・ワールド・コングレス（ＭＷＣ）」が需要を押し上げたと分析した。
