交通部観光局の統計によると、26、27日に来台する中国人団体観光客数はそれぞれ１日延べ8,000人を超え過去最高となることが明らかとなった。また、３月１～26日の１日平均人数も前年同期比64％増の延べ6,297人で、過去最高だった。旅行業者は、昨年末に中台直航便の路線が増え、浙江省温州市、山東省煙台市、同省威海市など中堅都市住民の台湾観光が可能になったためと説明した。27日付中国時報などが報じた。
観光客増加に伴い、宿泊施設、観光バスの需給量が逼迫（ひっぱく）している。多くの観光地では、宿泊部屋の確保が困難で宿泊料金は２割増になっている。料金の高額な４、５つ星ホテルでさえ満室という状況だ。
この勢いは中国の労働節（メーデー、５月１日）連休まで続くとみられ、今後も過去最高を更新が予測される。
