鴻海科技集団（フォックスコン）傘下の中国子会社、富士康国際（ＦＩＨ）関係者の話によると、富士康は米アップルのスマートフォンの次世代機種、「iPhone5」の約85％の受注を獲得した。出荷台数は毎年5,700万台に上るとみられる。中国メディアの報道を基に27日付経済日報が報じた。
富士康は中国・山西省太原市を「iPhone5」の生産拠点とし、受注獲得に伴い約２万人の従業員を追加雇用する計画。太原大学の学生によると、現地では富士康の社員がいたるところで求人募集活動を行っており、駅や学校、バス停など人目が付くところで求人広告を掲示。学歴不問で40歳以下なら誰でも応募できるという。
