トヨタ自動車の台湾総代理店、和泰汽車が先月発売した台湾初の現地生産ハイブリッド車（ＨＶ）「カムリハイブリッド」の売れ行きが好調で、少なくとも１カ月の納車待ちとなっている。同社の月産能力は1,000台で、毎月2,000台の予約にまったく対応できておらず、顧客から不満の声も挙がっている。30日付中国時報が報じた。
和泰汽車の謝富来・広報担当によると、もしこのまま供給拡大ができなければ、年末まで欠品状況を改善することは難しいという。現在トヨタ本社に中国向けの部品を台湾に調達できないか協議中で、本社からの回答を待っていると明かした。
