現在、中国全土で480店舗を展開する台湾の大手ドリンクスタンドチェーン「ＣｏＣｏ都可茶飲」は、今月から中国市場で米飲料大手のペプシコ・インクと提携し、ペプシコーラのふたに記された番号を基に抽せんを行い、当せん者にＣｏＣｏ都可茶飲のミルクティー無料引換券や２杯目のドリンクが半額になるクーポンをプレゼントするキャンペーンを開始した。キャンペーンは９月まで行われ、中国全土で3,000万杯のドリンクを無料提供することで知名度を高めたい考えだ。９日付経済日報が報じた。
ＣｏＣｏ都可茶飲の林家振総経理によると、今回のキャペーンにかかる費用は約9,000万人民元（約12億円）。中国全土で販売される30億本のペプシコーラの中から当選する確率は１％だが、毎月延べ600万人の来店者をもたらすと見込んでおり、20％増収を期待している。
ＣｏＣｏ都可茶飲は現在、中国テイクアウトドリンク市場で首位となっている。店舗数は４月末に500店舗を超える見通しで、さらに５年後には１万店舗突破を目指す。
