ニュース 社会 作成日:2012年4月11日_記事番号:T00036447
中日ドラゴンズから今シーズン、米メジャーリーグのボルチモア・オリオールズに移籍した台湾出身の陳偉殷(チェン・ウェイン、26)投手が米国時間の10日、本拠地でのニューヨーク・ヤンキース戦で公式戦初先発した。5回3分の2を投げて三振6個、被安打7本、失点4(自責点2)で、勝敗はつかなかった。最速は148キロだった。台湾人投手がメジャーの公式戦で登板したのは5人目。
1回表にヤンキースの主砲、デレク・ジーター選手にホームランを打たれたものの、速球と変化球のコントロールがさえ、以降は強力打線を抑え込んだ。しかし6回に入って連打を浴びたほか味方のエラーが加わり、3点を失って降板した。
試合の行われたオリオールズの本拠地カムデンヤーズには台湾人ファン数百人が駆け付け、陳投手に声援を送った。試合は延長12回の末、ヤンキースが5対4でオリオールズを破った。
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