液晶パネル大手、友達光電（ＡＵＯ）が10日発表した３月連結売上高は、前月比12.5％増、前年同月比12.5％減の314億4,100万台湾元（約860億円）だった。同社は、大型パネルの出荷増が貢献したと指摘した。11日付電子時報が報じた。
ＡＵＯの３月大型パネル出荷枚数は前月比9.8％増の1,043万枚、中小型パネルは同0.8％増の1,322万枚だった。
ＡＵＯの第１四半期連結売上高は、前期比9.4％減、前年同期比13％減の811億200万元。大型パネル出荷枚数は前期比1.8％増、前年同期比４％減の2,725万枚、中小型パネルは前期比21％減、前年同期比15.7％減の3,667万枚だった。
一方、中華映管（ＣＰＴ）の３月連結売上高は、前月比３％増、前年同月比35.3％減の41億1,800万元。第１四半期の売上高は前期比14％減の113億8,000万元で、前年同期比では３割以上の減収となった。
