中華民国産物保険商業同業公会（産険公会）の統計によると、損害保険業界全体の第１四半期の保険料収入は301億1,000万台湾元（約825億円）で、前年同期比1.66％増のわずかな伸びにとどまった。16日付工商時報が報じた。
昨年第１四半期の成長率は10.27％で、今年は成長率が大幅に鈍化した。これは、商業火災保険が前年同期比19％減の24億3,900万元、台風洪水保険が同10％減の４億6,000万元と、契約額が大幅に落ち込んだことが主因だ。
保険会社別で保険料収入が最も多かったのは富邦産物保険で、67億4,400万元だった。２位以下は順に、▽国泰世紀産物保険、33億7,800万元▽新光産物保険、30億2,200万元▽明台産物保険、25億2,400万元▽新安東京海上産物保険21億5,800万元――。
