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運輸
作成日：2007年11月12日_記事番号：T00003673
公平会、運輸の同調値上げに警告
台北、高雄両市および運送、交通機関各社が相次いで輸送費および運賃の値上げを検討しており、今月中に実施されるとの憶測が流れていることについて、行政院公平交易委員会（公平会、公正取引委員会に相当）は９日、各業者に対し同調値上げをしないよう警告し、調査の結果同調値上げが認められた場合、罰金を科すと表明した。
公平会の周雅淑スポークスマンによると、台北、高雄両市および業界団体の台湾省自動車コンテナ運送商業同業公会聯合会、台湾省自動車路線運送聨合会が最近同調値上げを積極的に検討しているとの情報が入っているという。これに対し公平会は、業界団体による談合あるいは水面下での話し合いによる価格調整は、公平交易法に違反するとの声明を出して厳しく警告している。
また公平会は９日早朝、台北農産運銷公司と台北市第一市場に係員を派遣し、取引の運営状況と各農産物の平均価格について調査を行い、台北県市の各伝統市場と末端価格の比較を行った結果、値上げ幅は正常に設定されているとの判断を下した。10日付中国時報が報じた。
