クレジットカード大手のビザ・インターナショナルは、台湾で近く、提携先の台新銀行を通じ、少額の海外送金サービス「ビザ・パーソナル・ペイメンツ」を開始する。27日付蘋果日報が報じた。
利用者は銀行の窓口、現金自動預払機（ＡＴＭ）、インターネットバンキング経由で海外のビザのデビットカードを保有する人の銀行口座に送金を行ったり、海外発行のクレジットカード支払いの代行を行うことができる。送金限度は2,500米ドルまでとなる。手数料は通常の銀行送金よりも格安に設定し、送金にかかる所要時間も最速30分と短いのが特徴だ。
サービスを利用するには、利用登録が必要で、登録後は銀行で送金申請書を記入することなく、親戚、知人の海外銀行口座に簡単に送金が可能となる。また、海外のクレジットカード口座に入金すれば、海外からカード支払いの代行を行うことも可能だ。
ある調査によると、台湾人で海外送金を利用している人は約半年で180万人に上り、１回当たりの送金額は平均19万台湾元（約53万円）となっている。
