求職求人情報サイト「yes123求職網」がこのほどサラリーパーソンを対象に行ったアンケート調査の結果、56％が「貯金額は５万台湾元（約14万円）」と答え、そのうちの26％が毎月の収入を当月中にすべて使い切ってしまう、中国語で俗に言う「月光族」だった。30日付自由時報が報じた。
回答者は20～45歳の974人。71％が月収３万5,000元以下で、38％は毎日の残業時間が２時間を超えている。また52％が現在の仕事でこれまで昇給したことがなく、全体として「自分は9,000元以上の昇給を受ける価値がある」と考えていた。
yes123求職網の邱建志行銷経理は、サラリーパーソンは、仕事時間が長く、生活を犠牲にしても給与は低く、福利厚生も充実しておらず、「仕事と報酬が釣り合っていない」と不満を抱えていると分析。「将来が見えない」と無力感を深めていると指摘した。
また、回答者が自分の健康を100点満点で評価した結果は平均で59点。70%が自分の健康状態は実年齢よりも老けていると考えていた。また、75％が３カ月以内に不眠の症状があったと回答。うち8.1％が「症状は毎日」と答えた。
