ショッピングモールの微風広場（ブリーズセンター）を展開する微風集団は２日、昨年同社が買収したイタリアのファションブランド、「ジュリアーノ フジワラ（giuliano Fujiwara）」のアジア旗艦店を微風広場地下１階にオープンした。３日付経済日報が報じた。
同ブランドは日本人によって創設され、紳士・婦人向け服飾、アクセサリーなどを扱う。６月には上海店も開店予定で、その後も香港、日本、韓国、ロシアでの展開を計画しており、国際ブランドへの成長を狙う。
ただ、微風広場の廖鎮漢常務董事は、ジュリアーノ フジワラの業績見通しについて、「現在景気が不透明で、目標設定が難しい」と慎重な見方を示した。また買収当初は、２年以内にコストを回収できるとしていたが、「ブランドイメージ構築にはコストがかかることや欧州債務問題の影響で困難」と修正した。
