ニュース 電子 作成日:2012年5月9日_記事番号:T00037000
液晶パネル大手、友達光電(AUO)が8日発表した4月連結売上高は、前月比3.4%減、前年同月比8.5%減の303億6,100万台湾元(約830億円)だった。中国の労働節(メーデー、5月1日)連休向け需要が一段落し、2カ月連続だった増収にストップがかかった。9日付経済日報などが報じた。

大型パネル出荷枚数は前月比3.9%減の1,003万枚、中小型パネルは同17.4%減の1,092万枚だった。
彭双浪AUO総経理は先日、第2四半期はテレビ用パネルの出荷が増え、大型パネルの出荷枚数が5~14%増加、販売価格も約5%上昇するとの予測を示していた。中小型パネルの出荷枚数や販売価格も小幅ながら改善し、第2四半期の設備稼働率は前期78%から80%以上に上昇するとみている。
一方、中華映管(CPT)の4月連結売上高は、前月比7.6%減、前年同月比37.2%減の38億500万元だった。大型パネルの出荷枚数は前月比27%減の37万5,000枚、中小型パネルは同7.3%増の4,120万枚だった。4月の減収は大型パネルの大幅な出荷減に加え、主力へと転換を図る中小型パネルの単価が低いことが原因だ。
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