和碩聯合科技（ペガトロン）の４月連結売上高は前月比21.6％増の579億台湾元（約1,570億円）で、華碩電脳（ＡＳＵＳ）と分社して以降で最高だった。４月のノートパソコン出荷台数は前月比33％増の200万台以上。単月出荷台数で英業達（インベンテック）を抜いて、台湾ノートＰＣ受託生産業界で４位となった。10日付工商時報が報じた。
ペガトロンは４月の増収について、新機種の出荷開始に加え、第１四半期の受注分、数十台分が、部品供給や稼働日の不足などで４月にずれ込んだためと説明した。
一方、ＡＳＵＳの４月連結売上高は前月比0.15％増の298億3,900万元で、ノートＰＣの出荷が前月比で減少したことにより横ばいとなった。同社は５～６月にかけて業績が伸び、第２四半期は６月が出荷のピークになるとの見方を示した。
