小麦、トウモロコシ、大豆など穀物価格が国際的に下落し、サラダ油の価格も値下がり傾向がみられる中、ビスケット、パン、ケーキなどは値上がり傾向が続いていることが分かった。16日付自由時報が伝えた。
小麦粉業者によると、強力粉の価格は22キログラム入りで平均10〜20台湾元（約27～54円）値下がりし、400〜420元で推移している。昨年のピーク時の600元前後に比べると、150元も値下がりしたことになる。
また、サラダ油も大豆相場の下落を受け、18リットル入りの価格が830元となり、先週に比べ20元値下がりした。
しかし、コンビニエンスストアで販売されている菓子パン類は、品質アップ、増量などを掲げ、約10％値上げされるケースが相次いでいる。ある老舗のパン店では過去２カ月で段階的に30％も値上げした。
