エステサロン経営や美容用品販売などを手がける佐登妮絲国際美容連鎖機構（ジョデンニス）の陳正雄董事長は28日、台湾、中国、東南アジアでの出店を拡大し、５年以内に直営店舗数を計2,500店に増やすとともに、株式上場を目指す計画を明らかにした。中国では2,000店、東南アジアでは300店、台湾では200店に増やす予定だ。29日付経済日報が伝えた。
佐登妮絲は1989年の設立で、資本金１億2,000万台湾元（約３億2,000万円）。現在の直営およびフランチャイズ店舗数は、▽台湾、125店▽中国、600店▽マレーシア、15店▽日本、２店──の計740店余り。
陳董事長によると、会員数は30万人余りで美容ブランドの直営店としてはアジア太平洋地域で最大規模。業績は毎年平均15％伸びており、現在のグループ年間売上高は約40億元に達している。
また大甲幼獅工業区（台中市）と中国の広州開発区（広東省広州市）に生産拠点を計２カ所設けているほか、６月２日には約６億元を投じて台中市に設けた企業運営本部がオープンする。
