市場調査機関、ガートナーによると、宏碁（エイサー）はインドパソコン市場向けの第１四半期の出荷台数が33万3,000台となり、前年同期比で7.7％増えた。シェアは11.9％で前期比0.2ポイント縮小したが、変わらず４位だった。29日付工商時報が報じた。
インドＰＣ市場全体の出荷台数は、前年同期比6.6％増の280万台で、上位４社が54.5％を占めた。
首位はシェア14.9％（前期13.1％）の聯想集団（レノボ）で、インド政府、大学など教育機関からの落札で出荷台数が前年同期比64％増の大幅成長だった。一方、デルは出荷台数が前年同期比11％減少し、シェア14％（同15.5％）の２位に転落した。３位はヒューレット・パッカード（ＨＰ）でシェア13.7％（同12.4％）だった。
５位のインド地場ブランド・ＨＣＬインフォシステムズは5.8％（同5.5％）で、シェアが前年同期の7.1％から大幅に縮小した。
