４日付経済日報によると、友達光電（ＡＵＯ）は、携帯電話端末大手、ノキアから４インチのカバーガラス一体型（ＯＧＳ）タッチパネルを初めて受注したもようだ。
サプライチェーンの関係者によると、ノキアのステファン・エロップＣＥＯが先週ＡＵＯを訪問し、調達を決めた。ＡＵＯの広報は、顧客と受注についてはコメントできないとしている。
またＡＵＯは、７月には米アップルのタブレット型パソコン「ｉＰａｄ」の小型版「iPad mini」向けパネルの出荷が始まるもようだ。10月にも発売すると伝えられている新型の携帯音楽プレーヤー、「ｉＰｏｄ」の唯一の共同開発メーカーにも決まり、第3.5世代工場で量産する計画のようだ。
この関係者は、「ｉＰｏｄ」向けパネルの出荷は多くないが、アップルの主要供給メーカーとなる象徴的な意義があると指摘。アップルが今後発売するとされるスマートテレビ「ｉＴＶ」向けパネルもＡＵＯが受注する可能性も高まったとの見方を示した。
